不妊治療を受ける施設や費用について把握しておこう。

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正しい不妊治療の知識で高齢出産の準備

高齢出産が増えているとは言っても、具体的にどのくらいの女性が高齢出産をしているのか気になりますよね。ここでは高齢出産の状況や不妊治療に関するQ&Aをご紹介します。

日本の高齢出産状況

診察

高齢出産は世界的に増加傾向にあります。そして、日本も同じく高齢出産が多くなってきています。しかし、多くなっているとは言っても具体的な数字を見ない限りピンと来ないですよね。日本の高齢出産の状況は、一番少ない1975年で約20%でしたが、2015年には約60%にまで増えています。昔は20代が80%を占めていたのが、ここ最近で逆転している状況です。つまり、今では20代で出産するよりも35歳を過ぎてから出産をする女性が多くなっているということです。女性も社会に出て働くようになり、晩婚が増えてきたことが影響しているようです。高齢出産はもはや珍しいことではなく、むしろそれが当たり前になりつつあると言っても過言ではないでしょう。

高齢出産に関わる不妊治療の疑問

不妊治療が必要になるのは、どのような状態ですか?
日本産科婦人科学会によれば、「不妊」とは健康な男女が避妊をせずに性交渉を行なっているにも関わらず、1年経っても妊娠しない状態です。今その状態であるという人は、一度病院で検査を受けてみましょう。産婦人科や婦人科で診てもらうこともできますが、確実なのは不妊治療専門病院です。検査結果次第ではそのまま不妊治療へ移り、スムーズに治療を進めることができるでしょう。不妊は2人の問題なので、パートナーと相談して決めてください。
高齢出産は、具体的に何歳で妊娠・出産することを指すのですか?
高齢出産という言葉はよく聞きますが、そもそも何歳からの出産がそう呼ばれているのか知っている人は少ないかもしれません。日本産婦人科学会では高齢出産の定義は、以前は30歳以上の女性が初めて出産することを指していました。しかし、平成3年頃に35歳に引き上げられたのです。これには、30歳以上の初産婦が増えたことと、外国でも35歳以上と定義されたことが関係しています。高齢出産とは言っても、35歳を境に急にリスクが高くなるというわけではありませんので安心してください。出産はいつするにしてもそれなりのリスクを伴いますから、高齢出産だけが危険だというわけではないのです。

不妊治療を受ける前に不妊検査をしよう

子供が欲しくてもなかなか子供ができないという夫婦は少なくありません。不妊治療専門病院などで行なう不妊検査では子供ができない原因を調べます。そして、その検査結果をもとに不妊治療が必要かどうか医師が判断します。基本的には、避妊をしていないのにもかかわらず1年経っても妊娠しない場合は不妊検査を行なったほうがいいとされていますが、35歳を過ぎている場合は半年を目安に不妊検査を考えたほうが良いでしょう。歳をとればとるほど妊娠する確率は低くなってしまうので、「もしかして不妊かも・・・」と思ったら早めに病院に行って不妊検査を受けてみると良いでしょう。

不妊治療の基本と費用の目安を把握しよう

不妊治療を受ける前は、どこに行けばいいのか、いくらぐらい必要なのか、分からないことだらけで困ってしまうかもしれません。ここでは不妊治療に適した施設や治療にかかる費用の相場について見てみましょう。

婦人科とは違う!不妊治療専門病院を選択する必要性

不妊治療は一般病院の婦人科でも受けられますが、場合によっては詳しい不妊検査ができないことがあります。男性の精液検査が泌尿器科でないとできなかったり、婦人科でお腹の大きい女性を目にしたりするとストレスになってしまうかもしれません。しかし、不妊治療専門病院であればその心配もありません。女性の多い婦人科とは違って不妊治療専門病院には男性も多いですし、詳しい不妊検査を受けることも可能です。

自由診療で受ける不妊治療の種類と費用相場

人工受精(AIH)10,000~30,000円
人工受精とは、不妊治療の初期段階で行なわれる治療法です。まず、パートナーの男性から精子を採取し、排卵のタイミングを見計らってから医師が子宮内に精子を注入します。精子は洗浄し濃縮され、元気のいい精子が選ばれます。精子を注入した後は、受精・着床が自然妊娠と同じ流れになります。人工受精にかかる費用の相場は、10,000円~30,000円ほどで、他の治療に比べると比較的安い費用で治療を受けられます。
体外受精(IVE)200,000~600,000円
人工受精が上手くいかなかった場合は、体外受精という方法で治療を進めていきます。まず卵巣から卵子を採取して、培養液の中で精子と受精させます。2日くらい培養したら、それを子宮内に移植します。時には5~6日ほど培養して、少し生育させたものを移植することもあります。体外受精の時は胚が着床しやすいように注射をしたり薬を服用したりします。治療費は人工受精に比べるとかなり高額です。パートナーとしっかり相談した上で治療を受けるか判断しましょう。
顕微鏡授精(ICSI)250,000〜500.000円
体外受精と同じ仕組みではありますが、これは受精させる方法が異なります。体外受精は精子が卵子の細胞内に入っていけるようにサポートをするのみですが、顕微鏡授精の場合は卵子を顕微鏡で確認しながら針で精子を注入します。授精させた後の流れは体外受精と同じです。体外受精も顕微鏡授精も胚を移植してから2週間後に尿検査をし、妊娠判定を行ないます。この治療にかかる費用も体外受精と同じくらいなので、慎重に検討した上で決めるようにしましょう。
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